やあ!元気にクラッチは蹴ってるかい!?
なに?!クラッチが付いてないだと!!?
だったら、今回のテーマである「ドリフト」がしやすいFR車の「S15シルビア」「RX-7 FD3S」あたりを探すといいだろう。
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今回のテーマはドリフトの「きっかけ作り」
さて、今回のテーマはさっきも書いたように「ドリフト」だ。
猛スピードからの横っ飛びは何とも言えないカッコ良さがあるよな!
ただ残念なことに、元々グリップ派だった俺はドリフトはとんでもなく下手だ(笑)
滑り出した時のコントロールなんてまともにできない。
そんな俺でも「ドリフトのきっかけ作り」ぐらいならネタとして解説することができるので、今回はドリフトの「きっかけ」についてお話していこうと思う。
ドリフトの「きっかけ」いろいろ
タイヤを滑らせるきっかけは、大きく分けてこれだけある。
- サイドブレーキ(スピンターン)
- ブレーキによる荷重移動(ブレーキングドリフト)
- 慣性ドリフト(頭文字D参照…笑)
- フェイント(振り回すイメージ)
- クラッチ蹴り
これらをひとつずつわかる範囲で解説していこう。
サイドブレーキを使ったきっかけ作り
これはかなりメジャーで1番ドリフトに持っていきやすいきっかけ作りだろう。
手順としてはこんな感じ。
- ブレーキを踏んで荷重をフロントに移す。
- クラッチを切ってサイドブレーキを引き、リアタイヤをロックさせて滑らせる。
- クラッチを繋ぎ、サイドブレーキを戻してアクセルとハンドリングで車をコントロールする。
図にするとこんな感じだ↓↓
うん、わかりにくいね(笑)
フロントに荷重を移す=リアの荷重を抜くことで、サイドブレーキを引いた時にリアタイヤをロックしやすくなるんだ。
あと、このサイドブレーキを使う場合、曲がりながらサイドブレーキを引いて滑らせるんじゃなくて、サイドブレーキを引いて滑らせてからハンドリングで曲げるんだ!
ブレーキングによる荷重移動(ブレーキングドリフト)
これはサイドブレーキを使わず、フットブレーキの荷重移動だけでリアタイヤを滑らしドリフト走行へともっていくテクニックだ。
手順としては、
- それなりのスピードでコーナーに進入する。
- フットブレーキを踏んで前のめりの姿勢にする。(フロントに荷重を乗せ、リアの荷重を抜く)
- ハンドルを切る。
- リアが滑り出したらアクセルとハンドリングでコントロールする。
で、進入時の姿勢を図にするとこんな感じだ(笑)
スピードが高いほど、また、リアの荷重を抜くほど滑らせやすくなるので、思い切りの良い進入とブレーキングが必要なんだけど、フットブレーキだけでタイヤを滑らすのは意外と再現しやすい。
なぜなら、オーバースピードからのパニックブレーキをすると、だいたいタイヤが滑るから(笑)
それぐらいのスピード域で、恐怖と戦いながら車をコントロールしていくんだけど、悪いことは言わないのでクローズな場所で練習してくれよな。
慣性ドリフト
これは有名な車漫画「頭文字D」を見た方が早いだろう(笑)
特にストーリー序盤の「ドリフトだ!うぇーい!!」って頃のを見るとよくわかる(笑)
かなり高いスピードでコーナーに潜入して、リアタイヤが勢いで自然に滑るのを利用してそのままドリフトにもっていくテクニックだ。
フェイント
フェイントとは、一度コーナーの反対側を向いてからコーナーの向きにもどす勢いでドリフトに持っていくきっかけ作りだ。
これは図をみた方がはやい(笑)
画像には入れ忘れているが、コーナーの入り口でブレーキング(荷重をフロントに乗せる)は必須だ。
試しにGIFアニメを作ってみた。
ただ街中で、トラックやオッサンセダンが、右に車体を振ってから左折する奴がいるが、あれは「自分は下手です」と言ってるようなもので、モーレツにかっこ悪いから真似しないように。
あれとフェイントは全然違う。
クラッチ蹴り
これはドリフトのきっかけ作りとしては少し異色なテクニックだ。
「クラッチ蹴り」とはいうものの、細かく手順にわけるとこんな感じになる。
- 走行中にアクセルは踏んだままクラッチを切る
- エンジンがフリーになるので、一気にエンジン回転数だけが上がる。
- 高回転のまま、一気にクラッチを繋ぐ。
- エンジンの回転につられて、タイヤの回転が急激に速くなる。
- 勢いにタイヤのグリップ力が負けることでタイヤが滑るようになる。
- そのままアクセルとハンドリングでドリフトをコントロールする。
グラフにするとこんな感じ↓↓
クラッチを繋いだ時に、グリップの限界を超えていればタイヤが滑り、ドリフト走行に持っていける。
逆にグリップを下回ると、急発進となってかえって危ないため、思い切りが必要なテクニックだ。
また、トランスミッションやクラッチ、デフやエンジンにも大きな負担がかかるテクニックなので、パワーがあってハイグリップなタイヤを履かせた車でやると、ミッションのギアが欠けたり、クラッチが一気に滑ったり、そのあたりのトラブルは覚悟する必要はあるだろう…
少しでも車体の負担を軽くするのであれば、グリップ力があまり無い激安タイヤで練習すると、低い回転数でも滑るようになるので、少しは車への負担が減るかも?
逆にあまりにもグリップしないタイヤは通常走行に支障がでそうなので、これはこれでおすすめできない(笑)
まとめ:ドリフトのきっかけ作り
ドリフト走行に移行するためのきっかけは多種多様だが、タイヤを滑らせる前にフロントに荷重を乗せる意識はしておいた方がいい。
特にサイドブレーキを使うドリフト(スピンターン)は初心者がとっつきやすい分、勢いが足りずに上手く回れない場合が多いだろう。
とはいえ、激しいスポーツ走行は車への負担も大きいので、ドリフトを覚えるのであれば、よりメンテナンスはしっかりとするべきだと思う。
ドリフトはできるとカッコいいけど、公道でやるのは危ないからやめておこう。
そういえば、俺の車の師匠は、どこでも車を回す○○だったなぁ…
ドリフトを練習するならFRの車が断然やり易いだろう。
ここなら豊富な在庫でFRのMT車はいくらでも見つかると思うので、一度探してみるのもいいかもしれないね!
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