前回はインプレッサの歴史について書いたわけだけど、
ここでは主要グレード(WRX系)の違いについて書いていこうと思う。
年式(アプライドモデル)によっても違うので、
こちらを記事を読んでからだとより理解できるかもしれない。
ページコンテンツ
インプレッサWRXにはいくつかのグレードが存在する。
同じインプレッサWRXでも、これだけグレードが存在する。
- インプレッサWRX
- インプレッサWRX RA
- インプレッサWRX STi
- インプレッサWRX RA STi
- インプレッサWRX TypeR STi(2ドアクーペ。D型〜)
そこに限定モデルが加わるとさらに増える(笑)
だが、それらの違いを知っていた方が、自分の目的に合ったモデルを、
見つけることができるようになる。
まあ、物足りなくなったらなんでも流用できるスバルの良さを活かして、
STiバージョンをブチ抜けるWRXを作ることも十分可能である(笑)
インプレッサWRX
これはインプレッサWRXの中でも標準なタイプ。
ただし、あくまでもインプレッサの中ではという話で、
一般的に考えたらめちゃくちゃ速い車なので、油断すると確実に事故る(笑)
STiバージョンと比べるとどうしても非力に思うかもしれないが、
ちょっと楽しむ分には、後期型だとほとんど変わらない。
強いて言うなら、ブレーキが貧弱でどうしてもパワーに見合っていなく、
俺もC型WRXを買った時は、真っ先にブレーキパッドを交換した。
ただし、安物(G1ブレーキパッド)を付けたら、遊んだ帰りに止まらなくなり、
逆に刺さりかけたことがある(笑)
これはブレーキパッドをスポーツタイプに交換するか、
D型以降のSTiバージョンについている4POTブレーキや、
BE5/BH5以降のレガシィに装着されている、1サイズ大きいブレーキを、
流用すると良いだろう。
ブレーキはオーバースペック過ぎるぐらいが丁度良い(笑)
インプレッサWRX RA
![インプレッサWRX RA](https://www.sportscarlife.net/car/wp-content/uploads/2016/09/10451005_199211w.jpg)
インプレッサWRX RA
これはおなじインプレッサWRXとは思えないほど「走りに特化した軽量グレード」だ。
競技を前提とした潔い仕様で、エアコンはもちろんパワーウィンドウも無い(笑)
※詳しくはオプション扱い
内装の中にある、静音・断熱のためのアンダーコートもWRXより少ないため、
ギアやエンジンなどのメカニカルな騒音で車内は賑やかになり、
へたすると会話も困難になるレベル。
走りの面ではクロスミッションを搭載しており、通常のWRXよりも加速重視となっていて、
よりパワーバンドをキープした走りをすることができる。
ただし、高速道路では巡航速度の割にエンジン回転数が高くなるため、
燃費は伸びない傾向にある。
まあ、こんな車に燃費を求めるぐらいならエコカーにでも乗ればいい(毒)
インプレッサWRX STi
![インプレッサWRX STiバージョンⅤ](https://www.sportscarlife.net/car/wp-content/uploads/2016/09/10451005_199809s.jpg)
インプレッサWRX STiバージョンⅤ
標準のWRXに改良を加えたグレードで、エンジン周辺とその内部はもちろん、
専用ECU、ブレーキ(D型より)、足回り(F型より)が違う。
レッドゾーンも非STiバージョンよりも高く設定され、よりパワフルな走りができ、
快適装備も健在で実用性も高く、ファミリーカーとしても十分使えるグレードである。
もしこの車で保育園のお迎えに行こうものなら、パパさんから羨望の眼差しと、
ママさんからとてつもなく冷たい眼差しを受けることができる(笑)
インプレッサWRX RA STi
![インプレッサWRX RA STi](https://www.sportscarlife.net/car/wp-content/uploads/2016/09/SB_S004_F001_M002_2_L-e1472906593576.jpg)
インプレッサWRX RA STi
エアコンなどの快適装備と引き換えに、速さを求めた軽量モデルのWRX RAを、
さらにひと回りもふた回りも性能をアップさせた「反則マシン」である(笑)
WRX STiとの違いとしては…
- クロスミッション
- DCCD(前後のトルク配分が手元のダイヤルで調整できるセンターデフ)
- リア機械式LSD
- 快適装備レスの軽量ボディ
- 13:1 クイックステアリング(標準は15:1、WRカーは11:1)
- R180リアデフ&リア2POTブレーキ(バージョンⅣ以降)
エアコン&パワーウィンドウなどの快適装備と引き換えに、
これらの装備が標準で付いているWRX RA STiは、それなりに覚悟が必要なマシンだ。
「いいや、快適装備は絶対に必要だ!」
っていうなら、WRX RA STiリミテッド(ソニックブルー)を選ぶと、
快適装備が付いてくる上に、フロントにヘリカルLSDも装着(バージョンⅥのみ)され、
より走りを楽しむことができる仕様になっている。
このリミテッドは1,000台限定で少ないように見えるが、
中古車サイトを見ていると頻繁に目にするので安心してくれ!
インプレッサWRX TypeR STi
![インプレッサWRX TypeR STi](https://www.sportscarlife.net/car/wp-content/uploads/2016/09/SB_S007_F001_M003_1_L-e1472907405156.jpg)
インプレッサWRX TypeR STi
STi バージョンⅢから追加された2ドアクーペのモデルで、
STiバージョンⅣからWRX TypeR STiとしてカタログモデルとして登場する。
ちなみに俺も一瞬だけ乗っていたので、上の写真を見ると涙が出そうだ(笑)
このTypeRは、WRX RA STiをベースに2ドアクーペのボディに、
エアコンやパワーウィンドウなどの快適装備が標準で付いている。
この2ドアクーペは、WRC(世界ラリー選手権)でも1997年から起用し、
マンガ「頭文字(イニシャルD)」では主人公の藤原拓海より速いとされている、
父親の藤原文太の車として登場している。
![イニシャルD GC8](https://www.sportscarlife.net/car/wp-content/uploads/2016/09/Initial_D__AE86_vs__Impreza_Type-r_-_YouTube-e1472837691995.png)
頭文字DでのインプレッサGC8
WRCにおけるインプレッサは、動いている方が良いよね?ってことで、
Youtubeの動画を貼っとく(笑)
言っておくが、素人がやると命がいくつあっても足りないから絶対マネするなよ!
万が一事故ってしまったり、年式が年式だけに急なトラブルで動かなくなってしまうこともあるだろう。
そんなときのために、こちらの記事も読んでおくことをオススメしておくよ。
→事故車・故障車の廃車処分の費用は?それよりも楽ちんでお得な方法を教えよう!
![taka](https://www.sportscarlife.net/car/wp-content/uploads/2017/05/spokara-e1505746881281.png)
インプレッサWRXにはたくさんのグレードがあり、
いざ選ぼうとしてもかなり迷ってしまうだろう。
インプレッサWRXの選び方を俺から提案するとしたら、
- WRX RA STiリミテッドを選ぶ。
- WRX TypeR STi(2ドアクーペ)を選ぶ。
- あえてWRXを選んで差額でチューニングする。
手間やお金を惜しまなければ、流用したい放題なので、
たとえWRXでも、WRX RA STi以上の車にも十分仕上げることができる。
WRXを選び、自分のドライビングの成長に合わせてチューニングするのも、
インプレッサWRXを長く楽しむ醍醐味かもしれないね!
事前に自分の車の査定額を知っておくと、インプレッサを買うときのシミュレーションがしやすくなるぞ!
こちらのサイトは無料で査定ができるので、より高い値段で買い取ってもらうことができるはずだ↓↓
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