2017/12/31

ブレーキを踏んだ時の「キーキー」と鳴る異音の原因と対策

 

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トラックが赤信号で止まる時なんかによく聞く、ブレーキを踏んだ時の「キーーー」って音。

これは一般的に「ブレーキ鳴き」と呼ばれるものだけど、今まで聞くことが無かった異音が、急に自分の車で聞こえるようになると、不安な気持ちになると思う。

そんなブレーキを踏んだ時に起こる「キー」という異音が起こる原因、そしてそれを黙らせる方法をこのページで紹介していくので安心してくれ!

すぽカラ
ただし、条件によっては直らないからその時は諦めてくれよな

 

ブレーキを踏んだ時に「キー」と鳴る原因と対策

ブレーキを踏んだ時に「キー」と鳴る原因として、

  • ブレーキパッド、ローターの磨耗
  • 鳴き止めシムの不具合
  • ブレーキパッドの材質

主にこれらが原因でキーキーとなることが多いんだ。

 

分解して点検するのが望ましいが、ブレーキパッドの残量に問題がなければ、「ブレーキクリーナー」や「パーツクリーナー」でブレーキローターをきれいにしてあげるといだろう。

これはすぐに乾くのでブレーキに悪影響はないが、間違って潤滑スプレーをかけてしまうと止まらなくなるのでくれぐれも間違えないようにな!

 

ブレーキパッド・ローターの磨耗によるブレーキ鳴き


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ブレーキパッドの磨耗(磨耗センサー)と対策

ブレーキパッドが限界まで磨耗すると、パッドもしくは鳴き止めシムに付いている磨耗センサーがローターに当たることで、ブレーキを踏むたびにキーキーと鳴くようになるんだ。

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磨耗センサー

 

この場合は新品に交換することで、磨耗センサーによるブレーキ鳴きは解消することができるだろう。

 

 

ブレーキローターの磨耗による接地面の荒れと対策

ブレーキローターは常にブレーキパッドを押さえつけられるので、使い込んでくると表面が荒れてきてブレーキパッドとの接地面がきれいに当たらなくなるため、ブレーキ鳴きが発生する。

 

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ブレーキローターの荒れ

 

この場合はブレーキローターを研磨するか、新品に交換すると良いといわれているが、おそらくブレーキパッドの表面もブレーキローターの表面に合わせて荒れてしまっているので、ブレーキパッドの接地面にもサンドペーパーで研磨しておくと良いだろう。

 

ブレーキパッドの磨耗による接地面の荒れと対策

ローターと同じく、ブレーキパッドも使っていくうちに表面は荒れてくる。

むしろブレーキパッドの方がブレーキ鳴きの原因になりやすいが、摩擦剤はサンドペーパーや鉄ヤスリで簡単に研磨できるので、自分で対策するのであれば、こちらをおすすめする。

 

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ブレーキパッドの研磨・面取り

 

この場合、#400ぐらいのサンドペーパーを木片など平らなブロック状のものに貼り付け、ブレーキパッドをゴリゴリと擦り付けると摩擦剤の表面を簡単に整えることができるだろう。

 

また、ブレーキパッドは回転しているローターに接地させるので、角をやや丸くする「面取り」を行うことで接地する瞬間が滑らかになり、ブレーキ鳴きを抑える。

新品状態だと斜めに面取りされているんだけど、磨耗が進むと平らになって角が立ち、ブレーキ鳴きの原因になってしまうんだ。

 

面取りは鉄ヤスリを使って、摩擦剤の角を斜めになるように削れば良い。

 

すぽカラ
あまり広範囲に面取りすると、接地面積が小さくなり制動力が落ちてしまう可能性があるので、ほどほどにな!

 

鳴き止めシムの不具合

ブレーキパッドには、ブレーキキャリパーの熱を緩和したり、バッドの振動を吸収して鳴きを抑えるための「シム」と呼ばれる薄いプレートが付いている。

 

鳴き止めシムの不具合と対策

このシムが汚れたりグリス切れで正常に機能しなくなると、振動を吸収することができずにブレーキ鳴きが発生してしまう可能性がある。

 

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ブレーキの鳴き止めシム 出展:アケボノブレーキ

 

この場合は、

  • 分解してブレーキダストで真っ黒になったシムを綺麗にする。
  • ブレーキグリス(耐熱グリス)をパッドとシムの間に塗る。

このメンテナンスをすることで、振動を吸収してブレーキ鳴きを防ぐことができる。

 

また、ブレーキはかなり高温になるので耐熱グリスが使われるんだけど、銅粉が混ぜられて1,100℃に耐えることができると噂のこのグリス「コパスリップ」をオススメする。

このグリスは耐熱温度が1,100℃でしかも銅粉が混ざっているので、ブレーキだけでなくエンジン周りの電気関係にも使うことができるグリスなんだ。

 

ブレーキパッドの材質によるブレーキ鳴き

ブレーキパッドの摩擦剤には大きく分けて2種類あるんだ。

  • ノンアスベスト系
  • メタル系

このメタルの中にも、セミメタルやカーボンメタルなどがあるのだが、それはまたブレーキチューニングの話をする時に詳しく書こうと思っている。


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ノンアスベスト系

体に有害なアスベストやスチール剤を一切使っておらず、アラミド繊維をベースに作られたもので、純正ブレーキは基本的にこのタイプ。

メリットとして、鳴きやダストが少ないと言われている。

デメリットは耐熱温度の低さで、あまり高温になると表面が炭化して摩擦剤の性能が大きく落ち込み、止まらなくなる。

 

このタイプでブレーキ鳴きが発生するようになった時は、研磨や面取りシムにグリスを塗ることでブレーキ鳴きを直すことができる。

純正や一部のスポーツブレーキパッドに使われており、鳴きやダストは少なめで安価で購入出来る。

交換する時は、少し安価な「純正同等品」を選ぶとコスト削減にもなるだろう。

 

メタル系

メタル系はスチール繊維が使われており、制動力や耐熱温度がノンアスベストよりも高い。

ただしダストは多く、ブレーキ鳴きも起こしやすい。

 

ブレーキ鳴きに関しては元々そういう素材のため、ブレーキ鳴きに関しては諦めるかノンアスベスト系に交換すると良いだろう。

まあその場しのぎに見えなくもないが、まずはブレーキパッドの面取りと、ローターの洗浄をしておくと少しは抑えられる場合もある。

すぽカラ
ブレーキパッドは、車種によって形が違うので購入する時は注意してくれ

 

 

まとめ

ブレーキを踏んだ時の異音「ブレーキ鳴き」は、

  • 表面の状態
  • シム周りの確実な取り付け(グリス含む)
  • 摩擦剤の材質

これらが大きく影響する。

個人的な経験として、大半はブレーキパッドの研磨と面取りをすると直る場合が多いが、ブレーキの分解を伴うので、ボルトの締め忘れだけは忘れないように注意してくれ!

 

すぽカラの思い出話
 

これは俺の場合だけど、メタル系のブレーキパッドを入れて、強力な制動力を手にいれるかわりに、ブレーキ鳴きを「これは制動力アップの代償だ!」と開き直っていた(笑)

だけど、メタル系のブレーキパッドは初めてつけた時は、馴染むまで全く止まらずめちゃくちゃ焦ってサイドブレーキを弾きながら慣らし運転してたなあ…(苦笑)

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