2016/09/26

【エンジンオイルで走りが変わる?】エンジンオイルの基本と粘度によるフィーリングの違い

 

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愛車のメンテナンスと言えば、「エンジンオイルの交換」を思い浮かべる人が多いことだろう。

普段からお店でお任せにしている人もいれば、ネットや雑誌で情報を集めて自分で交換またはチョイスしている人もいるだろう。

 

自分で情報を集められる人は別に良いんだけど、お店に投げっぱなしにしているような人がエンジンオイルに少しでも詳しくなることで、エンジンオイルの交換に関わるコストを少しでも減らせたら良いなと思っている。

 

エンジンオイルの種類とその見方

まずはじめに「エンジンオイルの種類」と、店に置いているエンジンオイルの缶に書かれている表記の見方を説明しよう。

エンジンオイルの種類

エンジンオイルには、大きく分けて3つのタイプがあるんだ。

  • 鉱物油
  • 部分合成油
  • 全化学合成油

基本的に「ベースオイル」と「添加剤」の組み合わせで変わってくると思ってもらえたらいいだろう。

はじめに言っておくが、それぞれにメリット・デメリットがあって、どれが良いとか悪いとかではないので、自分の使い方に合ったものをチョイスすれば良いと思う。

 

鉱物油

メーカー純正のオイルや、出回っているオイルの大半はこの鉱物油だ。

メリットは何と言ってもコストの安さであり、メーカーで純正採用されていることからユーザーの安心にも繋がっている。

デメリットは揮発性が高いため減りやすいことや、分子構造のバラつきが多く性能の劣化が早いこと。

とはいえ、コストが安いので、まめに交換を心がけていれば特に支障のないオイル。

 

部分合成油

鉱物油の弱点である「揮発性の高さ」「酸化による劣化の早さ」を、化学合成油や添加剤を20%以上配合することでそれを補ったオイルとなる。

メリットはオイルの性能が鉱物油よりも良いことで、潤滑性能が上がるため、始動性や燃費が良くなる場合もある。

デメリットは、配合されている化学合成油の割合が見えにくく、値段に見合った性能がない場合もある。

 

全化学合成油

不純物を限りなく取り除いた高純度のベースオイルに、性能をより引き出す添加剤を加えることで、レースやスポーツ走行などの過酷な環境にも耐える(油膜を維持できる)ことができるオイル。

「100%化学合成油」と表示されている場合もある。

メリットは、エンジンの始動性、潤滑性能、油膜の維持、揮発性の低さが高い次元でまとまっており、あまりにエンジンがスムーズに回るようになるため、クセになる場合があるから注意しろよ!

ただし、メーカーによっては大きく差があり、体感も個人差があるのでなんとも言えないところではあるので、機会があればオススメのエンジンオイルを紹介する記事なんかも書いてみようと思っているので、もう少し待っててくれ!

 

デメリットは価格が高いこと。排気量の大きい車だとエンジンオイルの量も多くなるため、1回のオイル交換で10,000円以上かかってしまうこともしばしば…

 

 

また、本当に良いオイルは性能の劣化がわかりにくいので、オイル交換した後の軽やかな感じがわからないことがある。

裏を返せば、使用状況によってはそれだけロングライフになるので、中途半端に高い部分合成油よりもコストパフォーマンスは良いかもしれない。

 

エンジンオイルの表記

engineoil1

エンジンオイルの缶

 

エンジンオイルを選ぶ時に、「最低でもここを見るべき!」というポイントがあるんだ。

  • ベースオイル
  • 品質
  • 粘度(オイルの硬さ)

それではこの「バービス ゼロNA」というオイルを例に見ていこう!

 

ベースオイル

engineoil2

ベースオイルの表記

 

このように「全化学合成油」と書かれていたり、「部分合成油」「鉱物油」と表示されている場合があるが、他の表記の場合もあるので、合わせて紹介しておこう。

【全化学合成油】

・100%化学合成油
・Full Synthetic
・フルシンセティック
※シンセティック=化学合成

【部分合成油】

・半合成油
・Synthetic
・Semi Synthetic
・セミシンセティック

【鉱物油】

・Mineral

すぽカラ
呼び方も色々あるから、よく見る必要があるんだ。

 

品質

engineoil3

品質規格の表示

これはAPI(=アメリカ石油協会)で決められている企画で、常に更新されていて、SJ → SL → SM → SN の順にグレードが上がっていくようになっている。

 

10年以上前だと「APIの最高グレードはSLだ!」なんて言っていたのが、今ではSNという企画が最高品質のグレードとなっているんだが、時代と共に車も変わり環境も変わっているので、それに合わせて見直しているのは良いことだと思う。

 

ちなみにディーゼルエンジン用のエンジンオイルの場合は「CF-4」という表記になっているんだ。

 

APIの他に、ILSAC(=イルサック。国際潤滑油標準化認証委員)という規格があり、「GF-○」といった感じの表記になっており、API規格との互換性は次のような関係になる。

  • GF-5 = SN
  • GF-4 = SM
  • GF-3 = SL
  • GF-2 = SJ
すぽカラ
  お店に置かれているオイルは、大半がAPI規格でSNグレードのオイルを置いているので、まあ大丈夫だろう。

 

粘度

engineoil4

粘度の表記

 

エンジンオイルを選ぶ時に、場合によっては車の性質を変えてしまうのがこの「粘度」だ。

この「0W-40」と書かれた部分がオイルの粘度(硬さ)となるんだけど、この図を見るとだいたい察しはつくだろう(笑)

engineoil-nendo

エンジンオイルの粘度の見方

 

低温側(○W)の表示が小さいほど柔らかいオイルで、寒い時期でも硬くなりにくく、高音側(○○)が大きいほど、高温の状況でも粘度が維持できる。

この両側のバランスで、オイル自体の硬さが決まるといった感じになる。

 

それぞれの粘度から見るフィーリングの変化

エンジンオイルは、その種類だけでなく粘度(硬さ)でもフィーリングが大きく変わる場合がある。

 

柔らかいオイルを入れた時のフィーリング

0W-30のような柔らかいオイルを入れた時、オイル自体の抵抗が少なくなるため、エンジンの吹け上がりがとても軽やかになり、燃費も良くなる傾向があるため、エコカーと呼ばれる部類では0W-20といった粘度のオイルを指定されている。

すぽカラ
さすがに20は熱に弱い気がするのでスポーツ走行をするなら30〜40は欲しいところだ(笑)

 

柔らかいオイルのデメリットとして、その軽さゆえにトルク(前に進もうとする力)感が薄れ、発進がもたついてしまうんだ。

とくにこんな感じのエコドライブを行っているとその違いは顕著に出てくる。

車の燃費を良くするには「エコドライブ」が1番手っ取り早く効果的な理由

 

硬いオイルを入れた時のフィーリング

15W-50といった硬いオイルを入れるメリットは、サーキット走行なんかのエンジンにとって過酷な状況でも油膜切れを起こさずエンジンを保護してくれることだ。

また、程よいトルク(前に進もうとする力)感で力強い発進を体感することができるようになる。

 

デメリットとして、オイル自体の抵抗が大きくなる関係で、どうしても燃費が悪くなってしまう。

サーキットなどを走る予定でもない場合はあまり硬いオイルを入れる必要はないだろう。

 

まとめ

この粘度選びで迷ったら、ひとまず純正オイルに採用されている粘度を見て、その中で部分合成油や余裕があれば全化学合成油をチョイスしてみるのも良いだろう。

「オイルだけでこんなにフィーリングが変わるのか!!」

っていうのを体感してくれたら俺も嬉しいよ。

それから、こだわりのエンジンオイルがあったら教えてくれよな!

 

すぽカラ的な感想
taka

オイルメーカーによってかなり性能にばらつきがあるから、純正以外のオイルを入れる時は気を付ける必要があるんだ。

これは個人的な感想だけど、「カス○ロール」のオイルは500kmでフィーリングがグズグズになった経験があるから、あまりお勧めできない(笑)

またお勧めのオイルランキングを記事にするから、楽しみにしてくれよな!

 

 

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